最近週刊に変わりつつありますね。
もうそれでもアリな気がしてきました!
白石さん、こんなチェック毎日できるなんて凄すぎる・・・。
リーダーを見習って、私も頑張らないと!
っというわけで、今週もやって参りました、エンタープライズ向けWeb技術者特化「今週のHTML5/Web技術関連トピックス」です。
PostgreSQLでJavaScriptが使えるだと・・・
なんということでしょう!オープンWebの風がオープン系DBにも吹き込んできたようです。あのV8 JavaScriptが、PostgreSQLに入ったとのこと。
DRMはオープンなWeb技術で、もう使えるの?それとも一生使えないの?
ホットなネタが出て来ました。今週月曜日、ついに開かれたW3Cミーテイング。この中で、デジタル著作権管理について、議論されるのでしょうか?
このあたりのネタについては、今週末あたりに纏めれるかなぁと。
http://www.guardian.co.uk/technology/2013/jun/06/html5-drm-w3c-open-web
"Web Components"がワーキングドラフト継続でアップデート
Web Applications Working Groupにより、Web Componentsのドラフトが公開されました。Webアプリケーションのフロントエンドアーキテクチャの未来を左右する、重要な事件ですね。
今のところ、仕様はまだ概要レベルに留まっているようです。(・・・そうなの?私の誤訳?)改めて紹介しますと、Web Componentsは、Web技術のために作られたコンポーネントモデルと呼ばれる設計思想で、以下5つにより構成されています。
1. Templates
アクティブ化されていない状態のHTMLマークアップの塊を定義するための仕様です。
2. Decorators
CSSのセレクターをベースに、リッチなビジュアルや操作に対する変化をドキュメントに与える仕組みを、テンプレートとして定義するための仕様です。
3. Custom Elements
HTMLの記述者が、新しい要素、新しいタグ名、新しいスクリプトのインタフェースの追加を行うための仕様です。
4. Shadow DOM
DOMツリーをカプセル化して、要素のユーザ・インタフェースにより高い信頼性を与えるための仕様を定義です。
5. Imports
"Templates"、"Decorators"、"Custom Elements"、"Shadow DOM"の4つの仕様をどのようにしてパッケージ化して、リソースとして扱いロードさせるための仕様です。
Web Componentsは、最近ウワサのPolimer.jsがポリフィルしてくれます。リファレンス実装になっているかは不明ですが、それに近しいことをPolimer.jsの人たちが宣言していた気がします。
このあたりは、明日(6/11)に開く予定の「Webアーキテクチャ技術勉強会#01」で発表します。
"Widget Updates"がノートで公開
Web Applications Working Groupにより、Widget Updatesのノートが公開されました。
この標準は、最近話題になったWidgetに関する仕様です。これまではWebブラウザにインストールされたWidgetパッケージのバージョンアップはユーザ任せになっていましたが、この仕様を実装することで、Webブラウザ側でアップデートを検知し制御できるようになります。
"HTML5 Image Description Extension"がワーキングドラフト継続でアップデート
longdesc要素に対して、イメージ付きで説明を与えるための仕様を、拡張として与えるというもの。
W3CがWebアクセシビリティに関するドキュメントを色々公開
モバイル向けアクセシビリティの一例「Implementing UAAG 2.0」がアップデート
UAAGはUser Agent Accessibility Guidelinesの略です。簡単に言えば、モバイル向けのWebブラウザで、アクセシビリティの面でどう実装すべきかというものです。システム開発者にはあんまり関係ないのかな??デザイナーは関係ありそうですが。
猿でもわかる、Webアクセシビリティのレビュー方法
変な訳し方をしていますが、大体あっているはずです!こんなドキュメントもW3Cは公開しているんですね。Googleの中の人もこれを参考にしているのかな??だとすれば、素晴らしい参考資料!ただ、参考にしようにも、まだエディターズドラフトなので、もう少し待ちですね。