ふろしき Blog

コンテンツサービスを科学する株式会社ブートストラップ代表のブログ

Webパフォーマンス

負け組なモバイルWebは、これから本当に復活するのか?Googleが考える次のアーキテクチャ

Google I/O 2015でのセッション「The Next Generation Mobile Web(次世代のモバイルWeb)」がそこそこに激アツな気がしたのですが、予想に反し、あまり注目を集めていません。わかります。大衆向けなメディアだと、AndroidやVR/AR、Google Photosのようなわか…

Webのパフォーマンスモデル「RAIL」とは何か?

ここ数年のうちに、人々が利用するメインコンピューターは、デスクトップからモバイルへと移りました。少ないハードウェアリソース、不安定なネットワーク、逼迫するバッテリー消費、シンプルなユーザインタフェース、開発者はこうした制約の中で、Webサイト…

Webページ遷移時間のパフォーマンス「First Paint」を計測する方法

Webサイトのユーザ体験を向上させる上で、Webページの遷移(ナビゲーション)のパフォーマンスを向上させることは重要です。しかし、ナビゲーションを速くなんて言われても、具体的にどこからどこまでが速ければ良いのかと、悩んだことはないでしょうか。ユー…

これからのWebパフォーマンス改善の考え方

Webの技術は、様々な用途で使われるようになり、ユースケースの多様化が進んでいます。それに追従する形で、技術サイドでも進化することが求められているのですが、残念なことに、インフラ側は入れ替えが急には進まないという問題を抱えています。せっかくの…

Webアプリのパフォーマンス改善をWeb標準で行う方法、まとめ

「HTML5 Advent Calendar 2013」の24日目の記事です。Webアプリのパフォーマンス改善と言えば、JavaScriptやDOMアクセスなど、既存の技術ベースな改善手法を想像する方も多いでしょう。最近では、こうした改善のあり方を、別の視点からもう少し広げようとい…

1300の優良サイトが選んだ「AMD・遅延ロード」のベストプラクティス

1300の優良サイトが選んだシリース、第3回は「AMDと遅延ロード」です。JavaScriptファイルのロードのパフォーマンス向上を図るメカニズムを「AMD(Asynchronous module definition)」といいます。Webアプリ開発を行なうデベロッパの方は、今後重要な知識にな…

imgタグの画像のロードタイミングを制御できるjQueryプラグイン"Lazy Load"

Webページを表示する時、画面に表示されていない無駄な画像までロードしていませんか?画像のロードは、Webブラウザの表示を遅らせるだけでなく、サーバ側にも負荷を与える厄介な処理でもあります。"Lazy Load"は、そんな画像ファイルのロードタイミングを、…

ページの初期描画を高速化させる、yepnope.jsの使い方

yepnope.jsは、JavaScriptファイルやCSSファイルを遅延して読み込んだり、条件によって読み込む対象ファイルをスイッチさせることで、ページ応答やパフォーマンスを改善するJSライブラリです。yepnope.jsの公式Webサイトはこちらですが、2013年6月現在はリン…

CSSのロードタイミングの不備が引き起こす、FOUCとは?

FOUC(Flash of Unstyled Content)とは、Webページへアクセスした直後、CSSによるデザインが有効でないページが一瞬だけ表示される現象のことです。まず、下の例をご覧下さい。 <html> <head> <meta charset="utf8" /> <title>Example</title> <link rel="stylesheet" href="hoge.css" type="text/css" /> </head> <body> ・・・ </body> </html> この例では、CSSの外部ファイルをhead要素内から呼び出…

このブログの筆者について

川田 寛

コンテンツサービスの開発や運営代行を専門とする集団「株式会社ブートストラップ」の社長です。ネットではふろしきと呼ばれています。

2009年にNTTグループへ新卒入社し、ITエンジニアとしてクラウド技術・Web技術の研究開発と技術コンサルティングに従事。2015年よりピクシブに入社し、エンジニアリングマネージャー・事業責任者・執行役員CCOなど、様々な立場からコンテンツサービスの事業づくりに関わりました。2021年にメディアドゥへVPoEとしてジョインし出版関係の事業に関わったのち、2023年に独立しています。

関わってきたインターネット事業としては、ECサービスのBOOTH、UGCプラットフォームのpixiv(主に海外展開)、制作ツールのpixiv Sketch、VR・VTuber関連ではVRoid、Wikiサービスのピクシブ百科事典など、10を超える多様なCtoCコンテンツサービス。また、NTTドコモのすご得コンテンツ、メディアドゥのWeb3サービスであるFanTopなど、いくつかのBtoCコンテンツサービスにも関わってきました。

幸運なことに、私はコンテンツに関係する幅広いインターネットサービスのテクノロジー&ビジネスの知識を得ることができました。これを日本のコンテンツ発展に役立てたいと思い、株式会社ブートストラップを創業しました。

このブログでは現在、出版社やIPホルダー、ライセンサーといったコンテンツに関わる人々に向けて、インターネット事業に関するTipsや業界内のトレンドなどの情報を発信しています。私と話をしてみたいという方は、以下のフォームより気軽にご連絡ください。

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