ふろしき Blog

インターネットビジネスの基本知識やWebテクノロジー、エンジニア組織論について、経験談を交えつつお話します

Chrome for Business - 企業向けブラウザとしてのChromeの機能、まとめ

Google Chromeは、どちらかと言えばコンシューマー向けブラウザという印象が強いでしょう。実際にそれを裏付けるデータがあります。「StatCounter GlobalStats」の世界ブラウザシェアの内容を結果を確認すると、以下の結果が得られます。 ※ 青がInternet Exp…

Compat Inspector - ソースコードからIE独自機能を機械的に検出しWeb標準へ置き換えさせる方法

古いWebコンテンツではIE独自の機能を利用しないことには、リッチな機能を盛り込むことが実質的に不可能という状況でした。しかし、IE9以上からはWeb標準への準拠が高く、Microsoft側でも、IE独自機能に依存しないWeb標準へ準拠したコンテンツ作りを推奨して…

ブログでメシが食えるか? ふろしき.jsの2013年

「ブログでメシが食えるか?」なんてタイトルにしていますが、これは同じWeb技術情報を扱う個人ブログ「publickey」さんへのリスペクトです。ブログを始めて約半年、本格的に書き始めて3ヶ月、アクセス数は現在10万PV/月程度です。3ヶ月前の段階では完全に趣…

Windows XPアップグレード時のレガシーWebシステム維持方法まとめ

12年強もの長い期間に渡り利用されたWindows XPも、2014年4月9日をもって延長サポートを終了しEOLです。しかし世間では依然として、騒ぎが落ち着かないようですね。アップグレード問題は、本ブログでもかなり取り扱ってきたネタですが、もう十分に情報が揃っ…

Webアプリのパフォーマンス改善をWeb標準で行う方法、まとめ

「HTML5 Advent Calendar 2013」の24日目の記事です。Webアプリのパフォーマンス改善と言えば、JavaScriptやDOMアクセスなど、既存の技術ベースな改善手法を想像する方も多いでしょう。最近では、こうした改善のあり方を、別の視点からもう少し広げようとい…

無料でIEのマルチバージョンテスト「Modern.IE」開発での利用時の注意点

Microsoftは、6以降の全てのIEの動作をテストできる手段として、「Modern.IE」というサービスを提供しています。タイトルでは無料と言っていますが、実際には一部のサービスのみが無料となっています。本来なら有償のサービスを売り込みたいところなのでしょ…

Firefox向けWebシステム開発でできること・できないこと

Windows 7時代のWebシステム開発は混沌としています。IE8を標準ブラウザとしてサポートしてしまったユーザ企業は、IEがシステムのライフサイクルをカバーできるだけのサポート期間を確保できなくなるため、+αの対策無くして開発を行うことができません。 (※…

Windows 7世代からWebシステム開発指針を変えなくてはいけない理由

Windows 7時代のWebシステム開発は、IEの大幅な設計指針の変更に伴い、開発指針を従来の「バージョン依存型」から「機能/動作検出型」へ変更する必要が生じています。本記事では、その必要性について、IEの過去の歴史やロードマップ、また従来の開発方式を維…

IEのバージョンごとの機能の違い、選定の目安

私はIEの中の人ではないので、IE開発者がどういう考えを持っているかはわかりません。しかし、断言して言えることがあります。最近のIEは各バージョンで明らかに意図したテーマを持ち、リリースされています。各バージョンのテーマを、運用するシステムの目…

HTML5世代のJavaScriptからマウスイベントの扱い方、Pointer Events

この記事は古くなっています。こちらを参照して下さい。これまでマウスイベントの扱いは、以下のような記述方法でした。 var elem = document.getElementById("hoge"); if ( elem.addEventListener ) { // IE9以上/Firefox/Chrome elem.addEventListener("mo…

【企業システムの2020年問題】IE8以下向けのWebシステムのEOLは、2020年より後になってはいけない

バージョン8までのIEは、Microsoftが暗に独自性が高いことを認めているブラウザです。同じHTML/CSS/JSであっても、バージョンごとに異なる仕様として動作することがあります。このため、上位のバージョンのIEで動作させるには「ドキュメントモード」いう機能…

Windows XPのアップグレード時に、IE5向けWebシステムが無いことを前提に移行してはいけない

IEのドキュメントモード機能が存在しなかったIE5〜7で、どのバージョンでも同じ仕様を持つプラットフォームを得るには、IE5の動作を再現させる「Quirksモード」を有効にするしか手段がありませんでした。当時のIEは相互運用性が低く、バージョンごとの動作が…

XHTML1.0の場合、IE6からIE8〜10への移行時に表示が乱れることがある

XHTML1.0のDOCTYPE宣言にはいくつか種類があり、IE7以上では常に最新のレンダリングエンジンである「標準モード」として動作します。しかし、IE6は一部の宣言方法で一番古いレンダリングエンジンである「Quirksモード」として動作してしまいます。 (※参考 : …

IE11リリースによる本当の危機、その後のSIのやるべきこと

私が以前執筆した記事「意外と知られていない、IE11リリースによる本当の危機」がかなり好評でしたので、執筆者としてもう少しだけ言葉を残してみようと思います。 なぜQuirks?と考えたことはあるだろうか Webシステムでは、わざとQuirksを使うというバッド…

IE11を裏ワザ的なやり方でDOCTYPEスイッチを有効化する方法

IE11はDOCTYPEスイッチが機能しません。これは恐らく、ドキュメントモードが非推奨へ変わったからでしょう。 (※参考 : ドキュメント モードの非推奨 - Microsoft )しかしIEはまだ、Quirksモードを内部的に残しています。今までとは異なる手段にはなりますが…

このブログの筆者について

川田 寛

株式会社メディアドゥのVP of Engineering。ネットでは「ふろしき」と呼ばれている。

2009年、新卒としてNTTグループにて仮想化技術・Web標準の研究と技術コンサルティングに従事。2015年よりピクシブ株式会社にて、Webエンジニア・エンジニアリングマネージャー・事業責任者・執行役員などを通じて、技術組織のデザインと技術系の新規事業に関わる。2021年12月より、現職へとジョイン。

ネット事業と技術組織は表裏一体!良いネット事業は良い技術組織から!日本のコンテンツを一つでも多く世界へ届けるべく、技術組織デザインと新規事業の二足の草鞋を履いて邁進中。

このブログでは、主に「インターネット事業のビジネス基本知識」「Webテクノロジーのトレンド」「エンジニア組織の設計手法」について、経験談を交えつつ解説していきます。私と話をしてみたいという方は、以下のフォームより気軽にご連絡ください。

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